10月 4日(土) | ささいはるみ&神野和博 HOT KISS コンサート V Gracias a la cancion (歌よありがとう) |
7月19日(土) 6月28日(土) 5月24日(土) |
国分寺うたう会 bS0〜bS2 |
ささいはるみ&神野和博 HOT KISS コンサート V(2004.1.4作成)
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 題して「“Gracias a la Cancion”(歌よありがとう)」 ![]() その間、二人が多摩地方を中心に多くの方から声をかけていただき、出前うたごえ、ミニコンサートを開かせていただいた。いつも暖かい目で見守っていただき、励ましの声をかけていただき、素晴らしい仲間の中で音楽活動を続けてこられたことに感謝の念でいっぱいである。歌を作り、歌い続けて来て本当に良かったと思っている。 今回のコンサートは、そんな歌への感謝祭として開催することにした。それは、ひいては音楽を通して深いつながりを、歌の輪を作ってくださった皆さんに対する感謝祭でもあった。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (後で知ったことだが、この詩には岡田京子さんも曲をつけていた) ![]() このとき以来、永井さんからいただいた詩に曲をつける作業が始まった。 そして、2003年1月までに8曲が完成した。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() まずは、編曲を杉本健さんに頼むことにし、2月末頃打ち合わせ。杉本さんは今まではるみのコンサートで編曲・演奏を何度かやってくれていた人。プロとして活躍している人であり、編曲料は少し高いものの、永井さんの曲について編曲をお願いすることにする。 ![]() ![]() なお、バンドアミーゴは僕も参加しているアコーディオンを中心としたバンドで、このコンサートに参加したのは10名。他に楽器はピアノ、バイオリン、ベース、ドラム、ギター、トランペット、パーカッション等を一人二役も三役もこなす多才な仲間の集まりである。。 又、歌で参加してくれるアリオンコーラス、Re・ハート、国分寺うたう会の人たちの練習日程の確保も考えなければならない。それでもとりあえず、本番までの練習スケジュールと場所の確保をして練習に取り掛かることにする。 ![]() 又、チラシは守田さんに、チケット、プログラムの制作は自分達でと忙しい日々を過ごすことになる。 又、永井和子さんに本番に出演してもらうため、東京に出てくる折には何度もお会いして打合せ。 このようにして、ようやく本番当日を迎えることができた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 9時の開館と同時に、スタッフの皆さんが集合。2時半の開場に向けて準備開始。 バンドの楽器、機材の運び込み、ピアノの調律、音響、照明の確認、楽器・機材のセッティング、マイクテスト、スライドを映すためのスクリーンの組み立ておよびスライドの試写等々ステージの準備が慌しく行われる。一方で、出演者の昼食の買出し、受付の準備、玄関の看板の設営、永井さんの販売詩集の準備等も事前にお願いしていたスタッフの方が打合せどおり着々と準備を進めてくれる。 そして、これら準備と並行して10時半頃から出演者はリハーサルを。永井和子さんは当日札幌を立って駆けつけたため到着は12時頃。朗読とバックの音楽との合わせは初めてであるが、20分くらいの短時間で仕上げる。リハーサルが終了したのは開場直前の14時30分。昼食をいつとったのか記憶にない。開場までの5時間半は戦争状態であった。それでもみんなが気持ちを一つにして準備に邁進して、ようやくお客さんの入場を迎えることができた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() オープニングのバンド演奏「歌をうたえば」が流れる中で二人が登場。僕はギターの位置へ、はるみはマイクの前へ。第一部の始まりである。 私達のコンサートでは何度もお願いしている山田雄三さんの素晴らしい司会でステージが進行していく。 ![]() 永井さんは自分の詩を活字を通して見てもらうより、声に出して読み、聞いてもらうことが好きと言う。そういう永井さんの朗読は、聞いていて心の奥深くに強く訴えかける迫力を感じた。朗読のバックでギターを弾いていたのだが、言葉の一つ一つがギターを引く指先を詩の世界に誘導していくようであった。 その朗読詩は「歌ってよわたしの詩たち」から“あなたへ祈るもの”である。 ![]() 1 会いたくなったら(ささいはるみ) 2 海の子守唄(金子正幸) 3 大地の歌(アリオンコーラス&男性コーラスRe・ハート) 4 壊された風景(ささいはるみ) 5 ぶっそうげの花(大島美恵子) 6 竹富島の星の道(大島美恵子) 7 さとうきびの花(ささいはるみ) 8 本部恋歌(ささいはるみ) ![]() ○石井彰作詩、神野和博作曲の「娘」は、恥知らずと思いながら自分自身で歌った。歌い慣れていないこと、したがってマイク使いが下手なこと、緊張していたこと等で、後で聞いてみても聞くに 堪えない。 ○藍泉作詩、神野和博作曲の「See You again」は橋本拓磨君のドラム、池田絢さんの歌で演 奏されたが、二人ともバンドメンバーの息子さんと娘さん。親子競演となった。果たして若い二人はどのような感想を持ったのだろうか。 ○はるみの歌った他の曲は、シャンソンから「おおわが人生」、ラテンの名曲「想いの届く日」と「限りなき愛の歌」である。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 第二部のメインは二人だけで演奏するラテンの曲。「カンデラリアのサンバ」「ツクマンの月」「ある古い歌の伝説」の3曲である。他の曲はバンドの伴奏であるが、この3曲は僕のギター1本。本番に向けて血のにじむような(?)練習をしてきたものの、満足のいく演奏はできなかった。でも、二人で作り上げた新しいレパートリー。これからも持ち歌として色々な場所で発表して行きたいと思っている。ギターの腕をもう少し上げて。 ![]() ○神野和博作曲の歌として、石井彰作詩の「初雪」、藍泉作詩の「母になる日」、そしてささいはるみ作詩の「尾瀬」である。 ○「初雪」はアリオンコーラスの皆さんが、ほのぼのとした暖かい演奏を披露してくれた。 ○「母になる日」はささいはるみとアリオンコーラスの皆さんで、今まで何度か演奏してきたものであるが、子を持つ母親の気持ちをよく表現してくれていて、いつ聞いても感動を与えてくれる。自分の作った曲であるのだが、もはや自分が曲に込めた想い以上の演奏で結婚を控えた母娘の気持ちを伝えてくれていた。 ○「尾瀬」は二人で2002年の夏に行った尾瀬の感動を曲にしたものであるが、アリオンコーラス、 男声合唱団、国分寺うたう会の皆さんの総勢40名近くで演奏した。迫力のある素晴らしい演奏で、編曲(橋本千香子)の素晴らしさと相まって圧巻であった。なお、自分で指揮までしてしまったが、下手な指揮ではかえって歌いづらかったのではないかと思っている。 ○司会をお願いした山田雄三さんは歌手として素晴らしい声の持ち主である。本来であれば、何曲でも聞かせてもらいたいところであるが、「井戸」の1曲のみお願いする。ハリのある高音はいつ聞いても素晴らしい。 ○今回の選曲のなかで明るく、軽やかな曲が少ないことから取り上げた曲が「デイドリーム・ビリーバー」である。唯一ギターを弾かず、二人でデュエットする。この曲は60年代にアニマルズでヒットしたもので、最近日本の若手グループが歌っているのだが、どうも歌詞が気に食わないのではるみが詩を書いた。 ○コンサートの大詰めは、やはりはるみの曲を聞いてもらう。シャンソンから「サ・セ・パリ」「群集」そして最後の曲はヴィオレッタ・パラの名曲「人生よありがとう」。ちなみにコンサートタイトルは「人生よありがとう」の原題を模したものである。 ○ フィナーレは、出演者の皆さんを紹介した後、出演者、会場の皆さん全員で、ささいはるみ作詩、神野和博作曲の「歌をうたえば」の大合唱。こうして感動のうちにコンサートが終了した。閉演午後5時45分、実に2時間45分の舞台が無事終了した。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 又、遠く仙台からクラリネットで出演してくださった遠藤勇さん、ギターで編曲されているパートを三味線で弾いていただく無理を聞いてくださった伊藤泰子さん、年寄りの中に混じって若々しいドラムを聞かせてくださった橋本拓磨さん、ありがとうございました。 ![]() 若々しい声を聞かせてくれた池田絢さん、難しい曲で歌いにくかったと思いますが、また一緒にやりたいですね。 持ち歌ではなく神野オリジナルを、歌のイメージをよく汲んでくださり、素晴らしい歌唱力で表現してくださった大島美恵子さん、ありがとうございました。 アリオンコーラスのコンサートで声をお聞きし、是非にとお願いしてうたって頂いた金子正幸さん、あの「海の子守唄」は誰にもまねができません。今後ともよろしくお願いします。 アリオンコーラスの皆さん、いまさら言うまでもないことですが、心のこもったうたごえはいつ聞いてもひきつけられます。いつも我々を応援してくださりありがとうございます。 男性コーラス「Re・ハート」の皆さん、結成してまだ2回目の出演とは思えないほど力強いうたごえで魅了してくれました。これからも継続してうたい続けていただきたいと思います。 国分寺うたう会の皆さん、月1回のうたう会でしか練習時間が取れず、大変な思いをしたことと思います。私達の活動基盤としてのうたう会、私達のもっとも身近な応援団として今後ともよろしくお願いします。 ![]() 一人一人のお名前を挙げてお礼申し上げるべきですが、あまりにも多くの方にご協力いただいたため、ここでご紹介できないことをお許しください。 ![]() 又、来ていただいた方の中には、茨城、埼玉、千葉、神奈川の各方面からのみならず、遠く札幌 、金沢からもきていただきました。本当にありがたいことだと思っております。 最後になりますが、 “Gracias a la Cancion”(歌よありがとう) これから次回のコンサートの開催に向けて、準備開始です。 ■□ 写真集 □■ ↓写真をクリックすれば、拡大して表示されます。
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 毎回の出席者は20人前後。この日を楽しみに毎回来てくれる人、他の予定と重なり行きたくても行けない人、体調不良で残念ながら断念せざるを得ない人等、来てくれる人の持つ色々な事情を抱えながら、ここまで来た。初めて参加した人が、みんなで歌う楽しみを実感し、次の会には友達を誘って参加。このような人の輪のつながりの中で、爆発的とはいかなくても着実に根を下ろしてきた。 開催場所は基本的に「本多公民館」、部屋は大体「視聴覚室」である。 年齢的には高齢の人が多く、地域的には国分寺市、国立市、立川市、小金井市等比較的交通の便が良い場所に住んでいる人が、歌いたいという欲求を満たしたくて続けてこられたうたう会である。 最近では八王子、日野、府中等多摩地域のみでなく、麻布、世田谷からの常連組も増えてきた。 ただ、残念なのが男性の少ない点である。うたう会を始めた頃は結構いた男性陣も最近は足が遠のいてしまい、伴奏の私だけが男性という日も少なくない。みんな忙しいのである。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 毎回新しい参加者が着てくれると、うれしいのではあるが、このときはうれしさを通り越して驚きと感動を覚えたのである。 その方達の来訪のきっかけはこのホームページである。 さて、その方達とは…… ![]() いつものように1時前には会場に着いて、会場設営とかマイク、アコーディオンの準備をしていたときである。 ある人が近づいてきて突如握手を求められた。堂々とした体躯、落ち着いた恰幅のいい紳士。「こんにちは」と言われたか、「ヨウ!」と言われたか、あるいは無言だったか定かではないが、会ったことのない人であることは確か。いや、もしかしたら自分が忘れているだけかもしれないと、手を差し出したとき、「エーちゃんです」と自己紹介された。その瞬間、「あのエーちゃんが?」と。そうです、ホームページ「ヴァーチャルうたごえ喫茶 のび」を運営しているエーちゃんだった。 さらにもっと驚いたのは、その後ろにいた人を紹介されたときである。ひげを蓄えた顔から優しい笑顔を投げかけてくる、細身の身体にきちっと背広を着込んだ優男。「bunbunさんです」と。えー、うそだろ?bunbunさんは青森県の深浦の住人でホームページ「うたごえサークル おけら」でうたごえの曲紹介をしている。わざわざ青森から?と思った瞬間、驚きは最高潮に。 実は、bunbunさんが東京に来ることは事前に知っていた。そして、エーちゃんから誘われてうたごえ喫茶に行こうという話しがあったのである。ところが、そのときの私は椎間板ヘルニアで苦しんでいたときで、無理だと言っていたのである。それなら、と言うことで二人が訪ねてきてくれた。 そして、遠来の客を迎えて、国分寺うたう会が始まった。 そのときの模様は、bunbunさんの「うたごえツアーin東京」に写真入りで詳しく書かれている。 手抜きして申し訳ないが、ご覧いただきたい。 ![]() 前回に続き、この日も突然の来訪者を迎えることになった。 前回来てくれたエーちゃんが誘ってきてくれた二人の方である。 一人は、本拠をカンボジアに構え、一時帰国中の「よしこさん」。ホームページ「よしこのインターネット・ワールド・トリップ」で世界各国の訪問記とともに、うたごえ喫茶「家路」を中心に新宿のうたごえ喫茶紹介をしている。 もう一人は、エーちゃんのホームページの音楽監督をしている「マルちゃん」である。大学時代にエーちゃんと同じ埼玉大学うたごえサークル「のび」で活躍していて、現在は柏在住で、MIDIの制作を手伝っている。 ちなみに、お二人が埼玉大学「のび」在学中と私が教育大学・お茶大「あらぐさ」在学中はほぼ同じ時代のようであることから、年齢的には同じであると推測される。 お二人とも、日頃うたう会でどのような曲が歌われているかつかめなくて、最初は遠慮していたようであるが、次第にリクエストも出てきて、常連のメンバーにとっても新しい曲を知ることが出来、新鮮なうたう会になったことと思う。 うたう会では、ともしびの歌集を使っているが、いつも同じメンバーだと歌われる曲も限定的になりがちであり、その意味では新しい参加者の来訪は、曲のレパートリーを拡げるいい機会になる。 このようにして、今回も新しい訪問者を迎え、楽しい3時間を過ごすことが出来た。 なお、この時の模様は、エーちゃんのホームページの「全国うたごえマップ」のページで、ビデオで紹介されている。またまた、手抜き。 ![]() 今日は部屋に入ると、若い男女がいた。 気にはなりながら、とりあえずうたう会の準備を始めていたとき、はるみから女性を紹介される。 中野在住で昔からの知り合いとのこと。 そして、一緒に来ている男性は?その女性の知り合いで、エーちゃんのホームページを見て、岡山から深夜バスで訪ねてきてくれたという29歳の「そうちゃん」(一色)。岡山ですよ。 物静かではあるが意志の強さを感じさせ、多くを語らないものの心の奥に秘めた思いが痛いほど伝わってくる青年。 全国のうたごえ喫茶を訪ね歩いているようで、その行動力、歌に対する情熱に感心させられる。 うたう会の常連のみんなは、年齢差??歳の若者を包み込むようなまなざしで見つめ、母親のような暖かい「からかい」の言葉をかけながら、楽しい時間を過ごした。 どんな歌が好きですか、との問いかけに、はにかみながら平和の歌が好き、と言う。 彼にしてみれば、参加者があまりにも高齢すぎてびっくりするやら、戸惑うやら、であったかも。 後日、他のうたごえ喫茶のHPを見ると、「そうちゃん」訪問の記録がたくさんあった。 なお、自らもホームページを開設しているので、一度訪れてみてください。 「そうちゃんのホームページへようこそ」 ![]() そして、是非一度歌いに来て下さい。 |